エンジニアリンググループ
 実機データ採取や,それに基づくヒートバランス解析を行い,火力発電所の運用に欠かせない,効率・性能診断を行います。
 また,中国電力エネルギア総合研究所とタイアップして, 保守のために必要な余寿命診断,非破壊検査などを行います。
 特に,超音波探傷技術を活用した配管減肉診断や中性子水分計等を活用した保温劣化診断は当社の新しい事業です。
主な事業
1.プラント性能管理(熱解析)

 実機データ測定によるタービンヒートバランス解析やボイラ効率診断を行い,最適な運転状態等を提供すると共にプラントの改善方法を 提案します。


解析図
2.ボイラ,タービン余寿命診断

 ボイラ・タービンの設備管理で重要な余寿命診断を行います。特にボイラについては中国電力エネルギア総合研究所の実機破壊試験データに基づくマスターカーブにより診断します。


電子顕微鏡画像

UT(フェーズドアレイ)診断
3.屋外配管内外面の減肉診断

 超音波のガイド波を適用した配管減肉の長距離スクリーニング検査(ロングレンジUT)や多数回反射技術の適用による測定が困難であった架台接触部の減肉検査 (MS-UT)も可能です。


ロングレンジUT検査

MS-UT検査 
4.保温劣化診断

 保温材の劣化は配管,機器等を腐食させるだけでなく,性能低下を進行させます。 中性子水分計やサーモグラフィを活用した保温劣化診断,性能評価を行い改善策を提案します。

中性子水分測定

サーモグラフィ診断

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