プラント性能管理(発電プラント熱解析)
 
  • ヒートバランス作成プログラムを使用して,現状のデータからタービンやボイラに係わる熱量変化を解析し,劣化設備の究明や,最適な運転状態等を提供すると共に,プラントの改善方法を提案いたします。
概要
  • 現時点における運転状況を調査した後,データを投入するとヒートバランス図を自動で作成し,オリジナル設計との比較を行います。そのうえで,問題点を把握し,改善項目・方法を提案します。
    (プラント劣化状態等の解析結果をビジュアルに提示)
     【対象範囲】
       ○ボイラ関係  ボイラ本体(空気予熱器を含む)
       ○タービン関係 復水,給水系統およびタービン本体
     【サービス内容例】
       ○性能低下を引き起こしている原因の究明,および対策案の策定
       ○ユーザが計画する運用に適合した運転パターンに係わるアドバイス
         ◇ボイラ関係:  火炎フローを適正化するためのチューニング
         ◇タービン関係: 抽気を適正化するための弁操作
         ◇共 通:    最適効率となる運用パターン(ECRの見直し) 等
導入効果
  • プラント熱効率の基本となるヒートバランスが一目で把握可能となり,効率低下の要因が簡単に分析でき,高効率運転が可能となります。
  • 性能低下を改善することで燃料費の削減が可能です。
     (例)タービン効率改善:年平均0.1~0.3%(相対値)
        ボイラー効率改善:年平均3.0%(相対値)
導入実績
  • 中華人民共和国 四川省白馬発電所で実施(H12年)
  • 詳しくはこちらをご覧ください。
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