・導入効果
2007年3月に導入して以降,各発電所に順次展開・運用してきました。運用状況により,細部の機能改良
を進めてきており,発電所からは「このシステムを参照すれば,危険部位が直ぐに判る。」,「誰が余寿命の
演算を行っても同様の結果がでる。」等の声があります。
表計算ソフトのデータを直接読み込む事で,これまでの作業方法を踏襲出来ているというのも,スムーズな
導入に繋がったとも言えます。
・今後の展望
これまで,計測に使用されてきた記録表をそのまま取り込むことでスムーズな導入を図りましたが,
運用ルールに委ねていた機能もあり,弊害も生じています。
現在,データ構成や投入用記録表の見直し等を実施し,更に確実な管理作業が行えるよう改良しており,
合わせて,視野性の向上等により運用しやすい業務システムとして管理業務の支援を行っていきたいと考えて
います。